悦子庵 日日是好日

残念ながら私のコンピュータではありません。夫のメインマシンとして購入しました。モニタサイズが20インチもあると、その前に座るだけで魂が吸い取られそうです（笑）。

前からの写真では、どこぞの液晶テレビのようなので、後ろ姿を公開します。「iMac」というロゴがなかなかお洒落ですね。向かって左側の穴は接続端子ですが、小〜大と順番に並んでいるところがAppleらしいこだわりを感じます。また、正面向かって右側側面に、CDの出し入れ口があります。もちろん、CDもDVDも焼けてしまうので、周辺機器を購入する必要はありませんので、今まで使ってきたものは、いずれ使わなくなるのでしょう。
今で購入したマシンの中で最高のスペックですが、値段は、それに反比例するかのように、意外なくらい安価で、15年前に初めて購入したApple製のマシンのことを思うと涙が出そうです。十年一昔なんていう諺は、コンピュータの世界では通用しないことは、10年前から理解していても、苦楽をともにしたマシンはお払い箱にできす、いつでも使えるようにメンテナンスを怠っていないところは、貧乏性なのか物に対する愛着なのか…。
この仕事も、できるだけ早く廃業したいと思いつつ、なかなか足を洗えません。このマシンが最後のでっかい買物になるのかな、と思うと、一抹の寂しさもありますが、いつまでもこの業界で通用する頭ではないので、そろそろ本気で次の飯のタネを考えないといけないようです。さて、このマシン、何年持ってくれるのかしら。
なんてことを思いながらも、せっかくの大きな画面ですので、早速「魔女の宅急便」のＤＶＤを鑑賞してしまいました。デジタル処理をしていないDVDでしたが、メリハリクッキリでないところに温かみを感じる絵に仕上がっていました。コンピュータは仕事以外にも用途があるのだから、よ〜く考えてみたら、これが最後のコンピュータになることはないようです。