悦子庵 日日是好日

これは、インターネットで採れた岩のりではありません。近所のバッタ屋で発見した韓国のりの名称です。

右の図を見てください。表面は（ハングル語はわかりません）、おそらく「のり」の名称と会社名などが書いてあると思われます。よーく見るとブラウザソフトであるInternet Expoloreの中に、それらが表示されています。ということは、Web の画像をそのまま使っているのでしょうか？自社サイトのトップページの画面キャプチャを撮り、それを自社製品のパッケージに使っているということは、紙もWeb上のデザインも共通にしてデザインコストを下げたのかな、と考えています。裏側は日本輸出ようにデザインしてあります。「岩のり」の文字のバランスが微妙に外れているところや、とってつけたような「Internet」のロゴも面白いです。また、この画像では読めないのですが、この商品の日本語の解説文が、これまたミスマッチな部分もあり笑わせてくれます。味のほうはと言えば、少々油っけと塩気が強いですが、ホカホカご飯にマッチします。
こどもの頃、韓国の岩のりを食べた記憶はありませんので、韓国、日本の庶民が共通の食べ物を口にできる幸せは、インターネットの世界にも相通じるものを感じています。でも、暗い歴史の上に、今の幸せがあることも忘れてはいけませんが…。