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昼下がりのサイクリング 2005年8月20日 11:58 投稿

暑い一日でしたが、元気を出して、石神井公園までひとっ走りしてきました。

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午後3時頃に自宅を出発しましたが、その前に、しなくてはいけないことがあります。手動の空気入れで、自転車の前・後輪それぞれに空気を入れるのですが、これが、かなりの重労働なのです。冬は縮こまった身体のウォーミングアップに良いのですが、夏は汗びっしょりになります。空気入れも、最近は良いのがあるのですが、なかなか購入できません。というのも、使える限りは使い倒すというのが、物に対する感謝の気持ちと思い、修繕しながら使っています。ですから、右の写真を見てもおわかりのように、自転車も、今ではほとんど見ることのできないオールドバイシクルです。
ノーベル平和賞を受賞されたマータイ女史が流行らせてくれた「もったいない」という標語ですが、夫婦共々、生まれた頃からその精神で生きてきたようで、その共通点は、いっしょに生活する上で助かっています。
それはさておき、20歳くらいの頃、大奮発してオーダーした自転車に今でも乗れることに感謝しています。なんせ、タイヤが細いので重量オーバーになると、廃車処分の憂き目に合わせることになるので、解決策としと、私がずっと現状維持の体重を保つことが「もったいない」精神を十二分に生かすことになりますので、これからの地球のためにも努力します。
前置きが長くなりました。久しぶりのサイクリングでしたが(と言っても、家から、15分も走れば到着してしまうのですから、サイクリングというもの憚られますが…)、できるだけ軽いギヤーで、太股に負担をかけないように走ってきました。それでも、石神井公園に到着する頃には、太股が張っていました。運動不足ですね。ついでに、自転車から降りた途端に「汗」がバーッと吹き出してきました。これだけは「もったいない」精神はいかされませんでした。
石神井公園は、三宝寺池周辺がお勧めです。大きな木々が夏の日差しを遮り、その下は東京とは思えない世界が広がります。土の感触、水の匂い、蝉の声、ついでに蛇の抜け殻まであり、子どもの頃の夏が手に取るように思い出されました。蝉を捕まえ損なっておしっこをかけられたり、カブト虫やクワガタ探して虫に刺されたりと、あの頃のそんな自分がどこかに隠れているようで、そこの木陰にいるのは?と声をかけたくなるような、久しぶりに子どもに帰ることができた、昼下がりのサイクリングでした。
そして、夕飯時のビールは、最高に美味しかったです。

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