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The book of tea 2006年1月20日 23:53 投稿

2006年は、岡倉天心著「The book of tea」がニューヨークで刊行されてからちょうど100年目になるそうです。

この情報は岩波書店のページからいただいてきました。岩波文庫(日本語訳)の初版は1929年になっていますので、日本でも77年間、絶版にならずに人々に読み継がれてきたということになります。私も岩波書店の文庫版は所持していますので、再度読み返してみようかと思っています。英語版もできれば…、挑戦したいです。
さて、話は変わって、岡倉天心が晩年を過ごした茨城県五浦海岸には旧天心邸と天心が読書や瞑想に耽った六角堂があります。この六角堂ですが、広大な海を目の前にして、六角堂の名の通り屋根も部屋も六角形になっています。というのは、ある新聞の旅の記事から失敬してきました。このあたりは「あんこう鍋」が名物だという情報はインターネットから得、今まさに旬の鍋を食べながら天心三昧にふけるのもいいかなと、めったに遠出しない私が、久しぶりに出かけたい気分になっていました。
本日、魚屋をのぞいたところ「あんこう」が売っていました。家でも食べれる「あんこう鍋」ならば、もう少し暖かくなってから、そして、再度「茶の本」を読んでから、五浦海岸を訪ねてみようかという気持ちになってしまったのです。
年齢を重ねるごとに出不精になる自分を確認しては苦笑いしていますが、家が一番なんだと思えるようになったのも、住んでいる環境が良いからだ、とも言えるのかもしれません。

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