カルケットのラベル 2006年2月21日 21:47 投稿
明治三十三年に発行された茶の湯獨案内といっしょに「カルケット」という乳幼児用菓子のラベルも手に入れました。なんでこんなブツに興味があったのか…、お話ししましょう。
戦前の話ですが、連れ合いの祖父は大阪のカルケット工場の工場長だったという話を聞いていました。その後、森永製菓に吸収合併されカルケットという名称は存続されて、大手のスーパー等で目にすることがあります。その菓子をみる都度に、件の話が脳裏を行き来するのですが、あえて大人が食べることもない菓子なので購入したことはなかったのですが、昔のラベルには食指が動いてしまい〈¥500〉で衝動買いをしてしまいました。
お茶の本は連れ合いが発見し、連れ合いにつながりのある「カルケット」ラベルは私が発見するという顛末が不思議かつ面白く、人生とはこんなものかなとひとりごちています。(注:画像を多少大きくしてアップしました。文書をじっくりと読んでください。カルケットのロゴも手書き風でいいですね)