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エイプリルフール 2006年4月 1日 23:43 投稿

 俳句の季語では「万愚節」で、別名「四月馬鹿」とも言われているのが、本日4月1日の[エイプリルフール]です。

 今日は4月1日であることを知ってか知らずか、午前10時頃「コンピュータが壊れたから見てくれないか」という電話が親戚からあったのですが、それはコンピュータ所持者本人からではなく、私の母親とあまり年齢の変わらない女親からでした。私の脳裏には『もしかしたら息子に担がれたかも?』という思いが多少あったのか、忙しさを理由に断ってしまいました。困った時、親に頼まずに自分でお願いするのがスジ、その上、四月馬鹿の午前中の電話ともなれば、海千山千な老獪なおばさんにそんなことを頼んでも受け付けてもらえないのは当然です。朝っぱらから、めったに電話などしてこない人からそんなお願いを聞いてしまうと、現実世界もインターネットでもモノの頼み方を知らない人が多くなったしみじみと感じ入ってしまいました。
 例えば、ホームページなどを持っているとどこの誰だかかも言わない「教えてメール」をもらうことが多々あります。最初の頃は丁寧に返事を送っていたのですが、そういう連中に限ってお礼のメールも出してきません。『正直者が馬鹿を見る』の状態に辟易としてしまい、そういったメールをもらうと「先ず疑う」が先行してしまい、まじめに返答ができなくなりました。私のような思いを抱いている人は、少なくないと感じています。
 インターネットを使いこなすスキルは、生活する上でのスキルアップにもつながります。それは新たな人間関係を生み出すことでもあり、そして、断続的な関係を維持することも可能なのですから、コンピュータの向こうには生身の人間がいることを忘れないでほしいものです。
 話は変わって、私が利用している図書館の開館時間が4月1日から延長されました。役所の新年度をこんなにうれしいと感じたことは近年にないできごとでした。

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