悦子庵 電脳世界

　アキバに「メイド喫茶」が出現したのはインターネットで検索したところ1999年だということです。そして、2006年3月末に「執事喫茶」が池袋にオープンしたニュースをあちこちのサイトで見かけました。

　ここ最近の休日のアキバ、特に中央通りは歩行者天国になるためか、メイド服のお嬢さんたちがチラシをまいている姿をたくさん見かけます。右の写真はそんなシーンをこっそりとカメラにおさめた一コマです。アキバとの付き合いは長い私ですが、こういったシーンに出会うと隔世の感があります。かつてのアキバの裏道はコンピュータ関連のパーツなどを扱う面白い店がたくさんあったのですが、ここ数年は半年くらいご無沙汰でいると、その店は無くなり、メイド喫茶やアニメショップになってしまった、というできごとも少なからずありました。
　さて、日本で最初の執事喫茶なるものの発端はインターネットからだそうです。ある人の思いつきがネットワークを介して広がり、実現に至ったということです。予約制（喫茶店で予約だって?!）ですが、その予約もインターネットのみの受付ですので、さてさて、10年前のインターネットの世界を振り返ると、アキバどころではない隔世の感を抱いてしまうのです。