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今日は憲法記念日 2006年5月 3日 23:52 投稿

 1947年のこの日に日本国憲法が施行されました。あれから60年近い年月が流れ、憲法改正の声、特に第9条を改正する、すなわち戦争ができる国にすること、それは誰が聞いてもあきらかに改悪だと思える論議を〈改正〉などという言葉ですり替えている意見を聞く都度に胸くそが悪くなります。

 戦争ができる国にするということは、人を殺すことを国家が許すことです。しかし、人殺しはしてはいけない、それをすることは「悪」以外のなにものでもないという教育を受けてきました。その教育は文部科学省(私たちの子供の頃は文部省でした)と言われるところが元締めです。そこは、日本国政府の行政機関の一つであり教育や研究等を担っている場所です。今の教育については子供がいないのでわからないことばかりですが、少なくとも人殺しを容認するような教育はしていないハズです。が、もし戦争ができるような国にする憲法ができてしまったら、文部科学省が選定するところの教科書には〈人を殺すことは悪でない〉と明記するようになるのかと思うと、私のアイデンティは崩壊してしまいます。それはまるで、終戦直後の子供たちの教科書が真っ黒に塗りつぶされ、昨日まで信じてきたことは全部「嘘」ということを皇国一辺倒だった教師が手のひらを返すように言い放ってしまった経験を持つ私たちの親世代の原体験を味わということになります。
 そんな訳で、戦争できる国にするという憲法の論議を〈憲法改正〉という見出しで随所で見かける都度に腹立たしくなるのです。

▼ この記事へのコメント

From: 鬼です~  Date: 2006/05/18 23:06

こんにちは(礼)
誰がど~考えても、戦争や人殺しは「悪」でしょうね。
かの総理でさえ、何処かの神社へ詣でて「二度と戦争をしないために」と
平然と言います。(--)しかしど~も、やる事なす事が・・・
きな臭い方向の気配をかんじます・・・何故か?

人間の「業」として少しだけ考えてみますと、國とか地域、あるいは所属する組織や
家族を守ろうとする、ま言わば自然感情の発露が基本にありますよね。
あえてピンとくるよ~な例で申しますと、私は石川県ですけど・・・能登沖には
北○○の船が昔から頻繁に来ていました(--)・・・
漁船員が拉致された事実も・・もちろん有ります。(よくニュースに出る)

過年あまりにも横暴な海里内侵犯があり・・・こちらの警備船が撃ったのです。
北の舟は日本の魚舟の旗とかを付けていたのか、舟名を「○○丸」とかの日本名に。
結局は沈みましたが、偵察か麻薬取引か不明でした・・・

つまり、戦争は・・・絶対に駄目です!
問題は・・・どうしても理解出来ない事態が・・・先方から起こった場合です。
よもや間違っても、こちらからドンパチ戦争はないとはおもいますが、家に
土足で強盗が入って来たらど~する? その強盗がまだ何もしていないのに
そのの御主人がバッとで殴り・・大怪我(または死亡)したら、これはど~なのか?
何がなんでも人に危害を加えるのは「人としては罪」ではある。

個人の集大成の感覚が、団体の意識であるとするならば、文字通り「自衛」ではある。
9条改悪は「自衛」を超えるのか否か? 何が変わるのか知らないが・・・
少なくとも戦後・・・先進国の内でまともに戦争しなかった国は日本だけであるね。
その楔が「9条」であったと思うけど、私はむしろ・・他国にも「9条」を勧めるのが
品格の高い国になれると思うが・・・悲しいかな日本は「金・かね」の国だわさ。

                            失礼しました~♪

 
 
 
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