悦子庵 猫

　昨日（7月30日）で、我が家の猫の1匹〈コメット〉が、ゴミ捨て場から拉致され、我が家の猫になってから丸7年になりました。本日で8年目に突入です。

　右の写真は、最近ではめったに見ることのできない先住猫モーヤンとのツーショットです。暑い夏は2匹でお団子になって寝ることはほとんどありませんが（人間といっしょには寝てくれますが…）、年に3度ほど訪れる「猫の恋」の時期には、どんなに暑くてもモーヤンに迫っていくコメットの姿を発見します。これは、その時の写真ですが、日頃のコメットはと言えば、モーヤンを見ると『ン・ン・ン』（人間でしたら、さしずめ、咳払いというところでしょうか）と言いながら素通りしていきますので、猫の恋の時期のコメットの豹変（猫変と言うべきか）ぶりに、暢気なモーヤンもどう対応していいかわからないような顔をして私たちに助けを求めてきます。人間様は、こちらはモーヤン以上に暢気ですので、困り顔のモーヤンの頭を撫でたり、コメットを抱っこしたりと、極めて応急処置的な対応しかしません。なぜなら、「猫の恋」とは大変冷めやすいようで、時期がくれば、元通りの『ン・ン・ン』を聞けるという確信があるからです。気をつけることはただ一つ、モーヤン以外の男性に熱を上げてしまい駆け落ちをされることですので、脱走だけにはくれぐれも注意はしています。
　コメットの好物は、シュークリームとハーゲンダッツアイスクリーム（共にバニラ味）です。昨晩は、ハーゲンダッツでささやかなお祝いをしました。それを小スプーンに半分ほど食べてご機嫌なコメットでした。