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猫の引越 2006年12月 4日 23:48 投稿

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 新居での生活にもすっかり慣れた猫様3匹のひなたぼっこの光景です。それぞれ、個性がありますね。個性と言えば、この3匹の引越もそれぞれユニークでした。今となっては楽しい思い出となりましたが、その時は、いやはやともかく大変でした。

 一等最初に新しい環境に慣れたのは(というよりも、環境の変化に気づいていないと言ったほうが…)、お腹を出して寝ている、体重8.5kgのモーヤンでした。引越当日から食欲旺盛で、もちろんウンチやお小水もいつもと変わらずの量でした(身体がでかいので、排出量もハンパではありません)。キャリーからもすんなりと出てくれました。ミニャ(白い猫)は、今まで孤独な猫でしたが、引越を機会に3匹を仲良くさせるべく、先ず、最初にキャリーの口を開けました。なかなか出てきませんが、強引に連れ出し、猫としては正当なおびえ方をしてくれました。3匹目のコメットですが、私たちの期待に反して(好奇心旺盛な猫なので、一番最初に環境に順応すると思っていたのですが…)、キャリーの口を開けても出てきません。奥のほうでジッと猫松をしています。『お出で、お出で』と言ってもダメ、おもちゃ各種を出してもダメ、とうとうキャリーを逆さまにしたのですが、中に張り付いて落ちてきません。敵もさるもの引っ掻くものと言いますが、キャリーの壁にへばりつき引きはがすのも人苦労でした。嫌いなキャリーのハズなのに、何度も戻ろうとしたため、キャリーの口を閉じてしまうと、今度は、誰それかまわず『シャー、シャー』の連発で、人間様はもちろんのことモーヤンもミニャも「とほほ」でした。
 猫の「シャー」は蛇が敵を威嚇するときの表情に似ているとある本で読みましたが、コメットのそれも、昔テレビで見た『野生の王国』の大蛇の顔にそっくりでした。
 猫の引越は大変だ、と聞いていましたが、各々の猫の性格に依拠するということを存分に勉強しましたが、それもまた人間の思いと猫の気持ちとは必ずしも一致しないようです。

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