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映画と猫 2006年12月14日 23:31 投稿

06-12-09.jpg 猫と生活するようになって、早、11年目になります。以前は犬派でしたが、今ではすっかり猫派となり、つい最近読んだ本も銀幕に登場する猫を紹介したものでした。

 私も映画はそこそこ観ています。好きな俳優は「モンパルナスの灯」や「肉体の悪魔」に主演したジェラール・フィリップ、なんて言ってしまうと、今時の映画は好みではないのがバレバレですね。誰の影響でもないのですが、高校生の頃でしたか。NHKの教育テレビで観た記憶がある「間諜X」に主演した女優マレーネ・デートリッヒに魅せられて以来、モノクロ映画が大好きなのです。
 さて、掲本にも前出した映画2本が載っていました。う〜ん、猫がスクリーン上で重要な役割を演じていた印象はあまりなかったので、再度、どこぞのレンタルショップで借りてこようと思っていますが、昔むかしの映画となると、置いてあるレンタル屋も少ないようです。ま、ここ最近は「なつかしの名画…」シリーズが500円で購入できるようですので、レンタル屋で目を皿にして見つける必要もないようです。また、この名画シリーズですが、著作権の50年が終わり廉価で発売されていますが、この著作権を70年にしようという動きがあります。著作権については、かつて会社勤めをしていたところがFontベンダーだったため、否応無しに「文字の著作権」を主張してきましたが、今はちょっと変わってきています。
 話が横道に反れてしまいました。さて、掲本の著者である方のファーストネーム、ペンネームかと思いきや本名でした。生まれもっての猫好きなようで、自宅には猫を飼っていられます。本の随所に猫の仕草が映画の紹介とともにクローズアップされているのを読めば、氏が猫とともに生活しているからこそ上梓できた本なのだと思いました。
 「猫」をアクター・アクトレスとして登場させている映画、観客は制作スタッフの苦労などわかり得ないのですが(と言っても、猫を飼っていれば、彼らを手なずけるのは一筋縄ではいかないことは先刻承知ですが…)、掲本にはトレーナーの名前を掲載するという、尊敬すべき編集をしています。スクリーンを横切った動物は猫ばかりではありませんが、猫好きかつ映画フリークには興味ある内容に仕上げっています。

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