騒音 2007年1月11日 23:51 投稿
閑静な住宅街に引っ越して4ヶ月目となりました。静かな環境に慣れてきたのか、ある「音」が大変気になっています。
その「音」とは自衛隊及び米軍のジェット機やヘリコプターの騒音です。午前中は朝8時頃から夜は11時近くまでその「音」が聴こえます。引っ越した当初は、あまり気にならなかったですが(旧居はバス通りに面した角地にあったため、一日を通してにぎやかだったため、その「音に」気づかなかったのかもしれませんが…)、生活が落ち着いてきたある朝、窓ガラスや障子がガタガタ・ビリビリと振動している音で思わず目が覚めました。その振動音の原因がなんであるかはすぐに気づきました、上空を飛ぶヘリコプターだったのです。
日増しにその「音」が聴こえる回数が多くなり(気づくようになったのか)、気になれば空を見上げるようになるのが人の性ですので、その「音」の原因となるものが、胴体に描いてある印が肉眼でわかるくらい低空で飛んでいることもわかってきました。爆弾や機銃掃射を受けることはないと思っていても、気持ちよいものではありません。憲法第九条がある国とは思えない状況、常に臨戦態勢に入っているのではないかと慮っています。
翻って、基地や駐屯地から離れているこの場所でも飛行機の騒音はそれ相応にうるさいと感じているのですから、その近くで生活をしている人のことを思うと胸が痛みます。
今、沖縄の基地移転問題が論じられていますが、誰かが犠牲になる「基地」を作ることは〈致し方ない〉ことなのかと思う自分に歯痒さを覚え、ここに自分の気持ちを書き連ねてみました。