悦子庵 点前勝手徒然帖

　午後から、表千家同門会 東京支部の「一般講習会」に行ってきました。場所は五反田ゆーぽーと。3年くらい前にも行っていますが、今年はお茶を習って8年目に突入しましたので、以前よりも興味深く話が聞けると思いつつ、参加してきました。

　講習内容は「仕組点」「後炭」「薄茶点前」。こういったことを、舞台上ににわか作りの茶室を使って（もちろん、畳・床・花・軸・水屋などもしつらえてあります）、お茶をされている方々が実際に点前しながら演じてくれますので、席入りや中立ちの際の足の運びがとても参考になります。もちろん、講師の方のお話も大変含蓄があり、勉強不足の身を恥じてしまいました。点前は稽古を積めば、身に付いていきますが、それ以上に大切な事を自分なりにみつけ、人には無い「茶風」を作れるよう、好奇心を持って茶の世界と向き合っていこうかと考えています。

　今回の講習会で使われた棚は「二重棚」。「仕組点」の影点前をじっくりと観察してきました。ノートにはたくさんメモが書いてありますので、今後の稽古に役立てたいですね。