◀戻る

書庫 変な名前の家 日日是好日 茶の湯四方山話 点前勝手徒然帖 公共の茶室 四季のお点前 電脳世界

旧聞

-->

新着記事

最新コメント

 

「ぶりぶり香合」の扱い 2002年1月19日 00:00 投稿

 前回同様、紹鴎棚を使っての台炭(初炭)の手前とこの棚を使って濃茶点前の稽古をしてきました。毎度の事ながらの失敗の連続でしたが、その度にお稽古ノートが充実していくようです。失敗を恥ずかしがらずに堂々としてしまうのも時には良いモノですが、その失敗に気づいたときの居心地の悪さといったらありませんね。足のしびれも増してきます。

 前回もお茶事でいうところの「初炭」の点前でしたが、新年ということで『ぶりぶり香合』を使いました。今日は普段使う香合にしましたので、棚への飾り方、手前中の畳の置き合わせや羽箒との兼ね合いが多少変わってきます。『ぶりぶり香合』の場合、羽箒をその上にのせて天板に飾り、また畳に置き合わせる際も香合の上に羽箒を置きましたが、今日使用した香合では畳に置きました(入り隅香合)。その際の目数が気になりますね。最近思うことなのですが、もし、畳が無かったら、茶道というものも生まれなかったかもしれない、それとももっと違った形に変化していたかもしれないなと考える事があります。

 そしてもう一つ、紹鴎棚の濃茶の影点前で大失態をしてしまいました。水差しを棚から出さずに茶入れを畳に飾ってしまったのです。おかしいなと思いつつも原因がつかめず、先生に注意されました。水差しは棚から出して、そして茶入れを飾っておくのが、この棚の影点前です。来年も同じ間違えをしないようにノートにも、そしてここにもしっかりと記載しておきます。
 来週末は初釜です。今年はこれといった当番もないので、ゆっくりと楽しんきます。

▼ この記事へのコメント

 
 
 
--> <.html">