◀戻る

書庫 変な名前の家 日日是好日 茶の湯四方山話 点前勝手徒然帖 公共の茶室 四季のお点前 電脳世界

旧聞

-->

新着記事

最新コメント

 

釜と敷板の関係 2001年10月 6日 00:00 投稿

 10月になりました。この月は日本の暦では「神無月」と言いますが、二十四節気では晩秋にあたり「寒露」「霜降」の時期になります。茶の湯の世界も、一年を通して一番侘びた道具になります。

 そんな頃なのですが、下旬にある茶会の練習を兼ねて、大板を使った濃茶点前の稽古をしてきました。真塗の物は紹鴎好み、かきあわせは利休好みということですが、今日使ったものは真塗でした。この上に置く風炉は小振りのもの、今日は唐金の眉風炉(正式な名称は朝鮮風炉?)を使用しています。大板があれば小板もありますが、これに置く風炉は大きめの風炉を置くそうです。いろいろなバリエーションを見ていないので、どういった様子になるのでしょうか。道具屋さんに行った折りにでも、じっくりと眺めてきましょう。

 今日は、真の唐物のお点前が見れ、ラッキーでした。茶入れの扱いが独特で、大切なもの、貴重なものをデモンストレーション豊かに表現する手にみとれていました。
 お茶の世界では「真・行・草」という言葉をよく聞きますが、点前の他にも道具たてにも使われる言葉です。真が一番格式が高く、以下行・草となっていきます。帛紗の捌き方もちろん違いますし、このとき使う帛紗も日頃用いる使い帛紗とは違うのです。

 来週は「丸灰」を作ります。一文字灰よりも簡単だそうですが、なにぶん初めての事ですので、きっと、悪戦苦闘するでしょうね。

▼ この記事へのコメント

 
 
 
--> <.html">