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晩夏の頃の稽古 2001年8月25日 00:00 投稿

 今回も茶箱を使った点前を練習しきましたが、今日は「折り敷」を使いました。この折り敷ですが、薄い板が4枚で構成されています。これを箱の上にのせて持ち出しますが、蓋に螺鈿や蒔絵が施している場合は、箱の下に置きます。この折り敷を広げて、帛紗・茶碗・茶杓・棗・茶巾をそれぞれの位置に置き合わせます。先週は蓋と折り敷の上に道具を置き合わせましたが、直接、畳の上に置かないで点前をするのがこれの面白いところで、旅箪笥にも似たような点前があります(柴点)。そんな事を思い起こしていると、もしかしたらこの茶箱の点前も外で行うことが多かったのかもしれません。

 先週も書きましたが、表千家ではこの点前は正式には教えていませんが、裏千家ではあるようです。手元にある茶道用語集で調べたところ『玄々斎が卯の花点、雪月花などの点前を考案した』とあります。どんな点前だか見てみたいものです。
 今月の稽古は今日で終わりです。来月は「平水差し」から入いり、竹台子になります。重陽の節句ももうすぐですね。

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