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天目台でお茶をいただく 2001年7月21日 00:00 投稿

 今年は記録的な「猛暑」だそうですが、毎年同じような事を言っているような気がします。でも、本当に暑いですね。こんな暑さでも、お茶の稽古はあります。先生も頑張っていますので、弟子の私もしっかりしないといけません。

 今日も「桑子棚」を使いました。「薄茶点前 総飾り」と「濃い茶 男子点前」の稽古を付けていただきました。棚への飾り方の名称は「初飾り」「二飾り」「総飾り」などがあります(もちろん棚によって飾り方が変わってきます)。「桑子棚」の総飾りは天板の上に棗と茶碗(茶巾は絞り直し形を整え、茶筅、茶杓も仕組んだ状態。ようするに点前の最初の状態)をのせ、柄杓、蓋置き、建水と全て飾ります。柄杓は勝手付けの柱2本に渡して飾り、蓋置きは建水の中に入れ、地板の上に飾ります。この場合、全部しまわずに、少しだけ手前に出しておきます。

 他の人のお稽古も見てきました。「台天目」をされましたので、見るのも勉強ですね。先週は「唐物」をされたので、それもじっくりと見てきました。こういったお点前の面白いところの一つに帛紗のさばき方があります。「真」「行」「草」とあります。日頃は使い帛紗の「草」の扱いが多いのですが、位の高い茶入れや、茶碗になると帛紗もまたその扱いも変わりますので、興味深く拝見できます。濃茶を点ててもらったので、天目台付きで頂いてきました。一口だけはこの台も持って頂くのですが、なんとも飲みにくい。こういった点前の時のお客も大変です。

 先週、供茶の話をしましたが、今日は点てていただき、床の間に供えてきました。こういった役目は「正客」がします。

 話が多岐に渡ってしまったついでに、明日(22日)、この暑い中、先生はお茶会に行かれるそうです。もちろん着物だそうです。少しでも涼しくなることを祈っています。
 来週は「茶カフキ」をします。楽しみです。

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