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水次ぎやかんの扱い 2001年7月14日 00:00 投稿

 暑い毎日が続いています。風炉の前に座るのが憂鬱になるような暑さでしたが、今日も、前々回に続いて「風炉の後炭」と「濃茶 男子点前」を稽古してきました。

 炭点前、前回よりもすっきりとできました。ノートのほうは多少の修正が出てしまいましたが、良い復習になりました。頭ではわかっていても、身体のほうはなかなか思うように動いてはくれないものです。こうやって、コンピュータもそうですが、何度も繰り返しながら身につけていくのが、最短で最良の方法です。「継続は力なり」とも言います。それが証拠に、先生はすでに50年近くの歳月をお茶とともに過ごしていますので、お点前も自然です。「淡々」というよりは「飄々」という言葉が似合うような、そんな世界を作られています。

 前々回でも書きましたが、風炉の後炭は「水次ぎやかん」を使います。このやかんの扱い、運び込むときの注ぎ口の位置が忘れがちです。座った時、自分の左側に薬缶を置くときは口は右に右に置くときは左、ということになります。単純なことなのですが、なぜかいつも戸惑っています。

 男子点前は、だいぶ慣れてきましたが、茶入れの胴拭きがうまくいきません。帛紗を茶入れに当てて回すのですが、蓋がパコパコしています。見ていると笑ってしまいます(^^)。男子でやる時は、ひざをにぎり拳2つほど離して座りますが、これが結構疲れます。動く時も、例えば自分の右側に動く時、先ず、左膝を右膝につけ、右膝を右側に移動し、左膝を右にというようになります。足がしびれているときは、痛いのなんのって。男性と女性は骨格が違うのでしょうか?

 桑子棚で蓋置きを「はまぐり」にしましたので、本来の男子の場合、座って直ぐに「柄杓」を構えて、蓋置きを持ち上げ、小板の左横に置くことは無く、女子と同じになります。
 来週も同じ棚を使ったお点前ですが、久しぶりに帛紗で蝉でも作って、飾ってきたいです。

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