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茶の湯と菓子 2001年6月 9日 00:00 投稿

 水無月です。うっとおしい梅雨になりました。今日のお稽古は「長板 二つ置き飾り 男子点前」と「風炉 炭手前」をしてきました。お菓子は「梅」の入った、爽やかなものでした。先生が金沢でお買い求めになられたもので、青梅だけかと思ったら、赤い梅の物もあり、さすがに茶道のさかんな金沢らしい茶菓子でした。もちろん、味もさっぱりとした甘さです。

 自分で灰形を作った風炉にお炭を次ぐのも緊張します。山のカーブが少しきつかったようで、胴炭の居心地が悪いようです。風炉の火窓の前に置く「かわらけ」の角度がちょっと斜めだったようで、火がすぐに消えてしまいます。たかが角度と思えますが、対流がうまくいかないと、大切な火が起こりません。ということは、美味しいお茶が点てられなくなります。

 風炉の炭は、炉に比べるとかなり小振りです。お点前も炉に比べると楽です。蒔き灰をする必要もなく、羽箒の扱いも楽ですので、お炭を覚える人は風炉から入るといいですね。と言いながらも、覚えていない自分が情けないです。

 長板二つ置きのお点前で忘れてはならない事は、蓋置きは竹を使うことでしょうか。また、長板の上には風炉と水差しを飾ります。

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