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2月のお道具 2001年2月 3日 00:00 投稿

 先週は関東地方も大雪になり、お稽古はお休みしました。都会は雪に弱いようで、案の定、電車は止まっていたようです。

 さて、2月3日は「節分」、そして翌日の4日は「立春」になります。今日の御稽古には珍しい棚が登場しました。「木屋町棚」です。先生の所持品ではなく、同じお茶仲間の先生から譲り受けた物だそうです。30年ほど前に購入されてから、たった1回しか使われていなかったそうで、新品と言ってもおかしくない物です。名のある方の作品ではありますが「お道具は使ってやらなければ可哀相」の言葉通り、こうして御稽古の席に登場してくれました。大切に使うからね。。。

 ちなみに「木屋町棚」は表千家十一代家元碌々斎の好みだそうです。

 この「木屋町棚」の特徴は、引出しを抜いてしまうと「好文棚」に変身してしまうことです。本来は違う棚を用いるのですが、御稽古の場ならば併用してしまいましょうということになりました。1つの棚で2通りの楽しみ方ができ、形も小振りで小粋な雰囲気がします。形もちょっと変わっていますね。今月はこの御棚をしっかりと使いこなしていく予定です。

 季節の中のお道具ですが、2月は「初午」です。2001年は2月12日がこの「初午」になります。「初午茶碗」ももちろん登場し、なんとなく春めいてきた、お道具の取り合わせになりました。

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