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本日は20世紀最後の稽古日 2000年12月16日 00:00 投稿

 20世紀最後の稽古は恒例の「流し点て」です。1回目は「四畳半流し点て」2回目は「二畳台目逆勝手流し点て」(仮に部屋をそのように見立てて)という豪華な稽古内容でした。年に一度の事なので、ノートを見てもあやふやな記述が多く、何年も繰り返しながら身につけていこうと思っていますが、今年はきっちりとノートに書いておきました。が、来年になるとどうなることやら。。。楽しみです。

 床の掛け物は「無事」。お点前の道具達もこざっぱりとした物ばかりです。水差しの変わりに「水次やかん」を使い、拝見は無し。炉の正面に対して真っ直ぐに座り、すなわち御客様と向かい合うことになるので、これまた日頃と違って恥ずかしいものがあります(四畳半の時)。二畳台目の狭いお茶室を想像しながらのお点前も楽しいものがありますが、実際にそのようなところでお点前をすることになったら、やはり緊張するでしょうね。足の運びの事をあまり気にせずに済むのですが、道具の置場所に困ってしまうのは、狭いからでしょう。

 この流し点てもいろいろと種類があるようで「向切り逆勝手内流し点て」などと言われたら、なにがなんだかわかりません。流し点てを教えられる先生も少なくなっているようなので、今のうちにしっかりと覚えておかないと。。。
 21世紀は13日の初釜からです。来年はお茶事の形式でやるそうですから、なんと言っても「懐石料理」が楽しみです。作法はそれなりに面倒ですが、おいしいものを頂くためには、それくらいの試練も必要でしょう。では、21世紀にお会いしましょう。

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