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「糸巻き棚」 2000年12月 2日 00:00 投稿

 20世紀最後の師走になりました。12月の声を聞くと、忙しくなくても気忙しくなりますが、こうゆう時こそ「忙中閑有り」の心持ちで茶を点てたいですね。

 さて、今日の御稽古は「糸巻棚」を使った『続きお薄』でした。糸巻棚は十一代家元「碌々斉」好みです。季節を問わず使える棚ですので、是非、揃えておきたいお道具の一つです。

 この棚ですが、お薄点前の棚飾りがいろいろあります。初心者の方には面倒な棚ですが、6年近くお茶を習っていますと棚飾りの楽しさがわかってきますので、いろいろと応用できるような棚を見るとワクワクします。だてに6年近くもお茶を習っていないのだなと、先生に感謝すると共に、ここまで続けてこられお茶の魅力は何だろうと思えるようにもなりました。
 『続きお薄』は何回やっても、「茶入れ」と「棗」の入れかえに手間取っています。小さな声ですが「右・左・右・左・右・右」と指示呼称しています。流れるような点前になるまでの苦労とはこんなものです。

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