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「且座」の稽古 1999年9月11日 00:00 投稿

 風炉の且座の練習をしてきました。いつものことながらですが、足の運びでまごついています。あー、情けない。

 この且座はどなたが考え付いたかと申しますと、七代宗匠「如心斉」(じょしんさい)が考案しました。時代背景は寛永の頃。町人が次第に力を持ち始める頃となり、お茶を習う人も武士から町人(おもに商人)が多くなってきました、さて、こんなにたくさんの人に、どうやったら一度に教えられるかと考えたそうです。且座は基本的には5人でします。1人目は「花」2人目は「炭」3人目は「お香」4人目は「東」5人目は「半東」。時間は1時間半分くらいで終わりますので、ある程度御稽古を積んだ方には、総合的な勉強ができるわけです。如心斉はうまい事を考えてくれましたが、ちょっと残念な事があります。この且座のお点前の中では御菓子をいただけないのです。で、どこで頂くかと言うと且座が始まる前、寄り付きで5人揃って頂きます。気合を入れて頑張りましょうと、スクラムを組んだ気分になってしまいます。

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