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「中置き」 1999年9月 4日 00:00 投稿

 9月ですね。でも、東京はまだまだ残暑が厳しいですが、茶道の世界は秋の装いになっていきます。今日はその秋の装いの「初秋バージョン」をしてきました。長板の上に釜を中置きの状態にして置きます。詳しく説明すると、畳み一畳の長さの塗りの板の上に、釜をその板のまん中に飾る事を「中置き」といいます。この長板を使ったお点前には、飾り方が幾つかありますので紹介しておきます。

・長板一つ置き=これは中置きにする
・長板ニつ置き=釜は勝手付け、水差しは平水差しを使って客付けに飾る
長板諸飾り=釜は勝手付け、水差しは平水差しを使って客付け、杓立てに火箸と柄杓を飾る
勝手付けは真夏のお点前になります。その理由は、暑い夏ですので、客から火を遠ざけるという意味合いがあります。ですから中置きは9月・10月のお点前になります。

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