初めての「茶事」 1999年3月14日 00:00 投稿
「お茶事」というものを初めて経験する。今回はお客様として招待されたのですが、さすがに緊張しました。一番の難題は「私語は慎む事」でした。日頃から無駄話し(と言っても茶道関係の質問がほとんど)が多いので質問が出来ないのが残念でした。これはお主客に任せておいて、今回は雰囲気だけでもじっくりと味わうつもりで参加させていただきました。
簡単な流れを解説しておきます。
席入り→初炭→懐石→中立ち→席入り→後炭→濃い茶→お薄→退席→出た所で待つ→亭主と挨拶→待合で身支度→半頭より挨拶と季節の果物などが出される→全員で玄関より出る。
集合は15分前。お宅に着いても、すぐには玄関には入れません。入り口に水打ちがしてある事と玄関の戸に手掛かりが作ってないと入ることはできません。次に待合で身支度をして、掛軸を拝見。半頭から白湯が出るのでいただいてから、にじり口より寄付へ。亭主が迎えに来るので互いにつくばって礼をして、席入り。ここまでの事については、全くの初心者でしたので、右往左往してしまったというのが正直な感想です。
長時間のお膝で疲れました。本来の茶事は4時間をめどにするそうですが、今回の場合は人数が多いのでそれ以上になってしまいました。次回はもう少し流れに乗った茶事を楽しむ事ができるでしょうか。