本日も長板の稽古 1999年2月13日 00:00 投稿
前回と同じ長板で、今日はお濃い茶を2回続けての稽古でした。前回同様、火箸の扱いも戸惑いながらも慣れてきたかな。蓋置きは「火舎香炉」を使っているので、これもまた混乱するのですが、この蓋置きには柄杓を引かないことが基本です。
表千家では「同門」という会報が有るのですが、その中に書かれていたことをちょっと紹介します。お茶の世界も高齢化が進んでいるようで、若い方(特に10代の方)が入門してくれない、または定着してくれないそうです。細かい事を言われるのを嫌う世代を、どうやってこの世界に導いていくのかは、これからの大きな課題ですね。お作法も大切ですが、根底に流れる日本文化の伝承をどうやって理解してもらうのかが一番の問題なような気がします。