初風炉 1998年5月16日 00:00 投稿
5月からは「風炉」になります。これから暫く、名残の頃の10月までは風炉のお点前になります。今日はそんな訳で1998年の「初風炉」でした。炉から風炉、風炉から炉の切り換えの時期は、例のごとくお点前がグチャグチャになってしまいます。1ケ月もすれば慣れるのでしょうが、そんな自分の姿にちょっと劣等感を感じてしまいます。
初風炉や初炉は、必ず「運び」から始まります。お茶の世界では「運びで始まり、運びで終わる」とも言われるくらい、基本のお点前です。初心に戻って、お点前をしてきましたが、うーん、やっぱり間違えてばかりいました。季節のお道具は「釣瓶の水差し」白木の肌に水を含ませて、茶席では使います。こんな心使い、日常生活でも生かしたいですね。