◀戻る

書庫 変な名前の家 日日是好日 茶の湯四方山話 点前勝手徒然帖 公共の茶室 四季のお点前 電脳世界

旧聞

-->

新着記事

最新コメント

 

利休忌…供茶について 1998年3月21日 00:00 投稿

 今日はお彼岸の中日の「春分の日」です。生徒の代表として供茶をしました。これはご先祖様にお上げするお茶のことです。道具や所作、また茶の点て方も違います。一番大きな違いは、茶筅を使わないことでしょうか。茶筅を使わないのですから、湯の中に抹茶が浮いています。所作では必ず両手を使うことでしょうか。これは、生きている人へ茶を点てるのではないということを区別するためです。茶を泡点てないということも、これに通じるものがあるのかもしれませんね。

 3月27日は「利休忌」です。俳句の季語にもなっている「利休忌」ですが、本来は旧暦の2月28日になりますので、1ケ月遅れのこの時期になります。利休の死については、秀吉と利休以外は誰も知らない世界になっていますので、今だに諸説紛々です。ま、それはともかくとして、この日は茶の湯を学ぶものの一人として、覚えておきたい日でもあります。

〈利休忌の男点前の杓光り〉 皆吉 爽雨

 今日のお点前は丸卓(まるじょくと読みます)を使ったお点前で、お薄と濃い茶を点ててきました。最近は濃い茶の湯の量もわかり、点てるのではなく「練る」のだということも徐々に身についているようです。やっぱり、頭で覚えるよりも身体で覚えないといけませんね。

▼ この記事へのコメント

 
 
 
--> <.html">