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今年の目標は着物でお点前ですが… 1998年1月17日 00:00 投稿

 1998年の初稽古でした。雪が残っている中でのお稽古ですから、風情があってよいものなのですが、足元が悪いので着物は止めにしました。今年の目標の一つに、お稽古は出来る限り着物でしてみようと考えていたのですが、初回からこれでは先が思いやられますね。

 1月は大棚の「紹鴎棚」を使うのがもっぱらです。これについては昨年の日記でも紹介しましたので、読んでいただきたいと思います。ついでなので、新年に使われる他の棚について聞いてみました。桐木地の「利休袋棚」があるそうです。紹鴎棚はとても華やかですが、この袋棚は木地ですので清楚な雰囲気があるそうです。どんなふうなお点前になるのか、是非、この棚の前に座って、茶を点ててみたいものです。
 1月の茶花も日頃とは違っています。柳を環にして結んだ「結柳」が床の間の中心に向けて飾られます。これは中国の故事に由来したもので、行く年から来る年につながる一陽来復の願いがこめられています。今年こそは良い年でありますようにと願いたくなるような世相とは裏腹に、茶の世界はこうやって静かに流れていきます。

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