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茶室とは 1997年3月23日 20:07 投稿

 茶室を始めて考案した人は「武野紹鴎(たけのじょうおう)」と言われています。「山上宗二記」によって始めて茶室が資料として、図を伴って表現されています(下図参照)

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 これは四畳半台目と呼ばれる茶室です。後にこれを範とした四畳半の茶室が堺では流行したそうです。

 茶室という空間が何故必要になったかは明確な資料は残されていませんが、おそらく歴史的な背景があるのではないでしょうか。この閉ざされた空間で権謀術数を謀っていたのではないかと私自身は考えています。茶の湯は本来、武士の嗜みであったことから考えても過言ではないと思いますが、いかがなものでしょう。

 茶室は千利休の「草庵茶室」という形で大成されていきますがが、そこに至るまでの過程はおいおい記していきたいと考えています。

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