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昭和47年の給食献立表 2007年2月21日 00:21 投稿

本の整理をしていたところ、思いがけないモノを発見しました。昭和47年の学校給食献立メニューです。

私の産は神奈川県小田原市です。年齢がバレますが、昭和47年時、私は中学1年生でした。中学校の学校給食が始まったのは、中学1年生の2学期頃だったと記憶していますので、件の代物はその記念にと保存しておいたのかもしれません。

たくさんの手紙の束から変わった色合いに変色した水色の紙を手に取ると、表計算ソフトで作成したような書類だったため、一瞥しただけでは昭和47年の献立表などとは思いもつかなかったでしょう。昭和47年にワードプロッセサーなどはなかったハズですから、おそらく和文タイプで作成した表だと思います。和文タイプで表組を作るというテクに驚かされ、それ以上にびっくりしたのは献立の内容でした。今の小中学生が見たら、仰天するようなメニューです。興味のある方は、左記のサムネールをクリックしてください。大きなウインドウで表示されます(サイズは2079ピクセル×1500ピクセル)。

びっくりすることの一つに「鯨肉」という単語の発見があります。今は高価な食材となってしまった「鯨」ですが、私が子どもの頃は当たり前のように食卓に上がっていました。鯨ベーコン、鯨の立田揚げ、鯨のフライなどです。鯨を煮て食べることはありませんでしたが、イルカはごぼうと一緒に炊いていました。味付けは醤油と砂糖ですが、それを煮ていると、家の中はもちろんのこと、ご近所中にその香りが立ち込んでいました。その香りはおせいじにも「いい匂い」なんて言えません。むしろ憂鬱と言ったほうがよいでしょう。そんな食生活を彷彿させてくれたタイムマシンのような献立表です。

小学校の給食メニューもどこかに紛れていないかと物色中です。これもびっくり仰天するようなメニューが登場すると思いますが、この給食のおかげもあってか、身長163cmもある女性になったことを感謝しなくてはいけないのかしれません。

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