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供茶 2001年7月 6日 00:00 投稿

 久しぶりに平日の夜にお稽古に行ってきました。たまには気分が変わっていいですね。

 七月は「文月」。五節句の一つ「七夕」の時期でもあります。お茶の世界では特別にそれに合わせた道具組も無いようですが、涼しさを感じさせるような物が使われるようです。
 今日の棚は「桑子卓」(くわこじょく)。水差しは先週と同様に「オランダ写し」です。

 さて、この「桑子卓」に合わせて使われた建水は「唐金の平建水」で蓋置きは「はまぐり」(金属)を仕組みました。茶器は「仏器」。そういえば、東京のお盆は7月でしたね。昨年は父の一周忌でもありましたので「供茶」をしました。仏様にお供えするお茶は、茶筅を使ってお茶を点てません。先に白湯を入れ、その後茶を一匙半入れます(入れる量は通常と同じ)。茶杓を茶碗の中で打つときも、茶碗の中、手前のほうで一回だけです(できるだけしないほうがベター)。先生に理由を聞いてみました。「違う世界の人におあげするものだからね」。「此岸」と「彼岸」の違いはこんなところにもあるのですね。

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