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男点前の見物 1998年2月 7日 00:00 投稿

 久しぶりのお稽古でした。ここのところ。週末になると仕事が入ってしまい、1週間の唯一の楽しみが無くなってしまうのはひどく残念な気がします。SOHOの看板を掲げていると、そんなわがままも言っていられないか。

 今日は長板のお点前。長板の上には杓立てと建水そして水差し。杓立てには飾火箸と飾柄杓。建水には蓋起き。久しぶりに点前座に座って、さて、最初に何をすればよいのやらオロオロしてしまいます。2月ですので、お茶碗も違います。この時期は「筒茶碗」を使います。1年の内で一番寒い季節ですから、お茶が冷めないようにという心使いです。この筒茶碗、この時期にしか登場しないので、過去の記憶を呼び戻しながらのお点前になってしまいます。先生に注意される都度に「あ、そうでしたね」を連発しています。
 半年程前、私達の社中にも男性が入門しました。仕事が忙しいので、なかなか来れないのですが、今年からは気を入れてやってみようと言ってられます。入門の方の点前は運びからです。茶の世界では「運びに始まり、運びで終わる」と言われるほど、お薄の運び点前は全てのお点前の基本になっています。最近は棚を使う事ばかりなので、運びのお点前を拝見するのは、とても良い勉強になります。そのうえ、男子点前の稽古を直接拝見できるのですから一石二鳥です。表は男子点前、女子点前と明確に分かれていますが、他の流派は表ほど明確に区別はしていないそうですが、いかがなものでしょうか?

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